バイク麺にとってのラーメン
バイク麺はラーメンマニア?
こんにちは、バイク麺です。
何度か来ていただいてる方ならすでにお気づきかもしれませんが、バイク麺、何を隠そう大のラーメン好きです。毎日でも食べたい、スープに溺れたいそれぐらいラーメンが好きです。でもマニアではないのであしからず。正直スープの云々かんぬん、麺の小麦がどうのこうのとかそういうのは良く分かりません。
好きな物を好きなときに食べる。それで良いかなと思ってます。もちろん細かい分析をしてる方々を否定しているわけではなく、その方々のお陰で私は色々と情報を得ていろんなラーメン屋さんに行くことができるのです。本当にマニアな方の情報力たるや頭が下がります。
人生で一番長い年月通っているラーメン屋「杉田家」
今や全国に数え切れないほどのラーメン屋さんがありますがその中でも人生で一番長い年月通っているのが新杉田の「杉田家」さんです。知る人ぞ知る吉村家直系店第一号。そして旧吉村家の跡地にあります。
小さい頃からラーメンは好きでした。家でたまに出るチャーシューや野菜がトッピングされたちょっと豪華なインスタントラーメン。特に週末のお昼に出てくることが多くいつも楽しみにしていました。中学生になると母がスーパーで「生ラーメン」を買ってきます。更にうまいラーメンに衝撃を受けました。我慢できずに作り方を教わり自分で作り始めます。もうこうなったら止まりません。親に買ってくるように懇願ししょっちゅう一人で家ラーメンをしてました。
最初の出会いは「六角家」そして「環2家」
時は過ぎ、高校生になると自転車で少し遠出をし始めます。今まで行ったことのなかったラーメン屋さんにも行き始め、そして友達に教えてもらったラーメン屋さんが「環2家」さん。実はその前にも「六角家」さんの支店に行ったことがあり家系ラーメンというものに衝撃は受けたのですが、「環2家」さんに初めて行ったときの衝撃は忘れられません。今で言う直系店でしたので黒い丼、海苔3枚、ほうれん草、少し燻製香のするチャーシュー、中太の麺にインパクトのある少し塩っ気の強いスープ。脳天をガツンと打たれたかのような衝撃を受けたのを今でも覚えています。
それから随分と経ち、バイクを買い自分でも色々なラーメン屋さんに行くようになりました。定番の醤油ラーメン、塩ラーメン、つけ麺などなど色々食べました。そんなある時バイトの後輩から教えられたのが「杉田家」さんです。「環2家」さんが好きなら絶対に行くべき、と教わり当時居酒屋で働いていた自分は朝5時から食べられるということにまず衝撃を受けます。なんたって居酒屋のバイトが終わるのが朝の5時。それからそのまま食べに行けるラーメン屋があるなんて夢のようです(笑)
初めての杉田家体験
早速仕事終わりに杉田家へ向かいます。仕事終わりなので到着は確か午前6時くらいだったかと思います。そんな時間に店前に列ができているなんて!!
「何だこの店は!!」
- 朝5時からやってる
- 朝の6時に列ができている
これだけでもう十分すぎるほどの衝撃です。そして初めての杉田家体験。基本私の家系ラーメンでのデフォルトはラーメン並硬め、ライスです。ライスを頼むと「ライスは?」と聞かれます。初めての私は当然さっぱり分かりません。ややカタコトの日本語で「マブシトシロドッチデスカ?」と聞かれ理解しました。わからないけどみんな「まぶし」って言ってた気がしたので「まぶし」を頼みます。その選択は正解でした。ご飯の上にチャーシューまぶしが乗ったご飯が提供されます。「無料でこんなの乗るんかい」そう思ったのを今でも覚えています。
遂に待望の杉田家のラーメン
そして待ちに待ったラーメン。もう環2家さんの時のような衝撃は無いと思っていましたが、ここにありました!スープの美味さが段違い。言葉では表せられない深みのある、癖になるスープの味は今の杉田家さんでも超えられない気がします。朝の5時からこんなにも美味いラーメンが食べられるなんて!!一瞬で虜です。朝から行列ができている理由がわかりました。それからは一人で、友人と、時には彼女と何度も通いました。通い過ぎて当時麺上げしていた店主の息子さんに覚えられ気づいたら海苔が一枚多いという嬉しいサービスも(笑)通い続けて約15年。その息子さんが千葉でも杉田家を出されていますが、今でも変わらない味を提供してくれる杉田家さんは私の世界で一番好きなラーメンです。千葉の店舗にも行かなきゃな〜。
写真は開店最初の一回転目だけ提供される金の丼。お水のグラスも金色です。
バイク麺のInstagramでも色々なレシピを公開中!
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